面と向かって話すこと

小さいころ、私は人見知りというものがほとんどない子でした。今から思うと、あのころは人に負の感情があるなんて思ってもみなかったと思います。父からはよく「頭のネジが足りない」と言われていました。(^-^;
 
保育園に入る前から一人でどこかへ遊びに行き、知らない人と仲良くなっては家に上がり込んでおやつやご飯を食べさせてもらっていたとか。私の名前を聞き出して家に電話がかかってくると、母が慌てて迎えにきてくれたそうです。(あまり覚えてない・・・)
 
そんな感じだったので、小学生になって別の保育園出身の子の中にぽつんと入ったとき、いじめられていることに最初気づかなかったのです。なぜ、私の嫌がることをわざわざするんだろうと。
 
初めての経験でそれに対処する方法がわからなかったので、母に聞いてみました。
すると母が「いやなことされてると思ったら、どうしてそういうことをするのか相手に聞いてごらん」というのです。
 
たしかにそうだなぁと思って、素直に「どうしてそういうことをするの?私はイヤなんだけど。」と聞いてみました。
そしたら、相手は黙ってしまったんですよね。そして次の日から嫌がらせはしなくなりました。
 
ほんとに昔の私はバカが付くほど素直でした。(笑)
でも結局その子とは家を行き来するほど仲良くなったし、結果的にはよかったのだと思います。
 
いじめの問題はそんなに簡単なものではないと思いますが、相手に慣れる前の違和感やコミュニケーション不足からくることもあると思います。
 
合う合わないはありますが、まず「面と向かって話す」ことが一番最初にあって、それからいろんな対処を考えたらいいのではないかと思っています。