新しいもの好き

たぶん、私の新しいもの好きは両親の影響じゃないかと思います。
 
特に父が家電男子(?)で、新製品が出ると電気屋さんが家にやってくるほどいい「カモ」でした。
 
初期のころの家電など、私が小さい頃は今考えてみると面白いものがたくさんありました。
温水と温風の足踏みペダルがあるウォシュレット。長いコードのついた白黒のビデオカメラ。重すぎるし折りたためないホットカーペット。点数が出る8トラカセットのカラオケ機。歯ブラシ部分だけ家族人数分あって動力部分が一つしかない電動歯ブラシ。スロークッカーのような電気鍋にはなぜかレンガの絵が描いてあるし、電子レンジは調理ムラがありすぎる。
 
でも、新しい家電が家にやってくると、やっぱり面白いし「へぇ~」って思うんですよね。
このアイボは実家にあるものでもう動かないですが、この子が来たときも面白くて一日遊んだものです。
 
出たばかりの家電を即買いしてよかったかどうかは置いておいて、新しいものが驚きとか感動を与えてくれることによって、頭の中のスイッチみたいなのがパチンと入る感じがするんですよね。そしてさらに面白いものを見てみたくなってしまう。
 
ゆいろで作るものも、ただ「キレイだね~」っていうだけでなく、驚きや感動のあるものを求めたいです。
新しいもの好きの遺伝子を持つ者として(笑)、どこまでできるのかはわからないですが、人の心をなにかしら動かすようなものづくりをしていきたいと思っています。