アーカイブ: 2017.1.24

日本を感じるデザイン

日本を感じるデザイン

少し前に、ゆいろで「日本を感じるデザイン」を作っていきたいということを書きました(https://www.facebook.com/yuirocafe/posts/186571288483041)が、それは私が「旅」好きなことに関係があります。
 
「日本っていいなぁ。」と思ったきっかけは海外旅行ですが、日本国内も全都道府県一通り行っていて、いろんな街を見てきました。
どこへ行っても昔からのお祭りや名物の食べ物、風景などに驚かされたり感動したりして、ここに住む人たちがどういう理由で何を大切にしてきたのか、とても興味深かったのです。
 
明治以前鎖国していた日本は、風土に合った文化が育っていました。グレー色だけでも100種類あるほど微妙な色使いだったり、狭い土地ならではのリサイクルの工夫だったり、直截的でない粋な言い回しだったり、どれも大事にしたいことばかり。
でも明治に入って海外のものが強制的に取り入れられたことによって、失われてしまったものも大きかったのです。
 
そういうものを、私も勉強しつつ再認識していきたいと思いました。
でもそのまま復刻するのは新たなものを生み出しません。
 
私がやろうとしている方法は、日本人がこれまでしてきた「明太パスタ」「あんパン」のような、外から入ってきたものを日本のものにしてしまう”適応力”を使うことです。日本のものと他のものを組み合わせてみる。
 
そうすることによって、新しくしかもなにか懐かしいモノが生まれ、日本の文化やデザインを抵抗なく学べる場ができるのではないかと思っています。

シェアアトリエのコンセプト

シェアアトリエのコンセプト

シェアアトリエは札幌にはまだ少ないようですが、東京にはいくつかあります。
 
札幌のカフェがたくさんありすぎて、他のお店と区別するコンセプトが必要だと言われているように、シェアアトリエにもそれが必要です。
 
私がシェアアトリエをやりたいと思い始めてから5年近く経っていますが、「食」をテーマにしようと思ったのは2年ほど前。
それまで、自分の「食いしんぼ」部分が仕事に活かせるかもなんて考えもしませんでした。
 
自分の好きなことって、実は気が付いてないことがあります。
そういう意味で、人に話すことはとても大事なことだなぁと思います。私も人から「そんなに食べるの好きなら、コンセプトそれにしたら?」と言われて気づいたのですから。
 
仕事って自分の興味あることや好きなことを突き詰めた方が、モチベーションも継続できるし楽しいし、何より他の人にはできない特徴になると思うのです。
 
新しいもの好きで食べ物好きな私は、新しいものが生み出されるシェアアトリエで、食べ物について考え続けることができるなら一生幸せになれる自信があります。(笑)
 
そしてゆいろがクリエイターのみなさんの夢をかなえるきっかけになったなら、その幸せはもっと大きくなるんだろうなと思います。

北海道の食材。

北海道の食材。

札幌にきて一番嬉しかったのは、やはりおいしいものが食べられること!
 
以前から北海道には何度か旅行に来ていて、東京から車できて一周したり、札幌でバイクをレンタルして小樽や洞爺湖、そして留萌の方を走ったりして、おいしい海鮮や野菜を味わっていたつもりでした。
 
でも、札幌に住んでみると「ウニの旬は夏なんだ!」「ほんとのシシャモは北海道だけで、しかも秋の数か月間しか獲れないんだ!」「アスパラって春の野菜なんだ!」と、驚きの連続でした。
 
ここはなんて旬がはっきりしているんでしょう。
なんでもおいしいと食べていたものが、実はもっとおいしい時期があったなんて。
 
それから、春に富良野にアスパラを、夏に利尻にウニを、焼尻にサフォークを、秋に鵡川にシシャモを食べに行ったり、スーパーに並ぶ生筋子をしょうゆ漬けにしたり、冬に真たちや真だらこを食べたりして、「北海道の旬」を知ったのです。
同時に食に関するセミナー(http://www.sapporo-job.jp/seminar/sem-f14_01.html)を受け、「北海道フードマイスター検定」も合格しました。
 
物産展の「北海道展」は特に大人気で人が押し寄せるほど、北海道の食はブランド力があります。
そんな北海道の食材をより深く知る機会に恵まれて、私はここに来る意味があったんだなぁと思いました。
 
私がやろうと思っているカフェに、おいしい旬の北海道食材をぜひ取り入れて、見た目だけでなくおいしいものを提供したいです。

名古屋で学んだこと。

名古屋で学んだこと。

主人の転勤で名古屋に引っ越したとき、なんとなく私にとって大事なことを得るんだろうな~という予感のようなものがありました。
 
私がそこで得た大事な教訓、それは「ホスピタリティ」です。
 
勤めていた制作会社が家から歩ける距離にあったので、自転車で通勤してお昼はいろんなところへランチに行っていました。
(食べることが好きで、就職先はおいしいお店が集まっているところと決めていたのです(笑))
 
いろいろなところへ行くので、同じお店に行くのは何週間かぶりになるのですが、2回目に行ったとき、
「この間カウンターしか空いてなくてごめんね。今日はテーブル席空いてるからこちらへどうぞ」
と言われたり、別のお店では
「この間ご飯残してたから、今日は少なめにしようか?」
と言われたりですごく驚いたのです。

特に前回会話をかわしたわけではないのです。私は本当に一般的な顔で、気配を消すのには定評があるはずなのですが、覚えていてくれたとは。
押し付ける感じではなく、ほんとに自然に気遣ってくれるさりげなさもすごい。
 
たぶんそのお店では日常のことだと思うのですが、東京ではまずない経験にかなり心を揺さぶられました。
 
その経験から、私の作る場所でもそうしたいなぁ、と思ったのです。「ホスピタリティ」のある、一人ひとりの顔が見える場所。
 
まだまだ人の心がわからない未熟な私ですが、そういう場所が作れるといいなと思っています。

ゆいろのサブサービス

ゆいろのサブサービス

毎月お金がかかることなので、ゆいろの運営が落ち着いた後になるとは思うのですが、サブサービスとしてデザインの月刊書や入門書、デザイン集などの貸し出しもしたいなと思っています。
 
デザインの本って高いのですよね。しかも、月刊書だと毎月の支出。
 
Webの仕事をしていると、Adobeソフトの毎月の支払い、レンタルサーバ料、資料としての本代など、毎月いろいろなお金がかかってきます。私の感覚ですが、Webの知識は3か月もすると古くなっていってしまうので、新しい情報をいつも仕入れていなくてはいけません。

しかし学生だったり、会社を辞めたばかりだったりしてお金のないときに、その支出はきついと思うのです。
 
カフェで自由に本を見られるようにできれば、デザインの仕事をしている人も、デザインに興味を持っている人も、ここで知識を増やすことができます。
 
そういえば以前、出版もやってる会社に勤めていたころ、自社のデザイン月刊書の前月バックナンバーをいただいていたことがありました。そんなふうに、要らなくなったものを利用させてもらう方法を考えたらいいのかな。
月刊書は新しいのが欲しいから新刊がいいけど、デザイン書だったらなんとかなるかも。
 
お金の負担を減らしつつ、学べる場所であったらいいなと思います。

コンセプトカフェイベント

コンセプトカフェイベント

シェアアトリエで併設したいカフェに関して、札幌で学ばせてもらったことがあります。
 
札幌に引っ越して2か月経ったころ、職業訓練校に通うのと並行して札幌市が開催している「リノベーションセミナー」(http://www.sapporo-job.jp/seminar/sem-ci15_02.html)というものに参加しました。
 
この全7回のセミナーの後半ワークショップがあったのですが、自分のやりたいことをプレゼンしたあと、なんと実行することに。まったくのサプライズです。でも実際できるとは、なんてステキな機会をいただいたんでしょう。
 
似たような内容のプレゼンをした人でチームを組み、私のチームはコンセプトカフェをやることに。
ちょうど市電のループ化のタイミングだったことと、レンタルスペースの場所が市電の線路の間近にあるということで、市電のループ化をコンセプトにした「さっぽろ市電カフェ(https://www.facebook.com/events/1660070994268929/?active_tab=discussion)」にしました。2日間限定の開店です。
 
イベント開催まで1か月という短い期間の中で、カフェラテの図案を考えたり、メニュー表などを作ったり、フードクリエイターの方にオリジナルクッキーの制作を頼んだり、周りの大きな助力を得つつ、なんとか無事間に合わせました。
 
イベントの宣伝についても、Facebookページやイベントページを作り、「サツイベ」などのイベント告知サイトに登録、そして新聞社のWeb版サイトにプレスリリース依頼を送ったりして、ラジオでも告知していただきました。
 
そして運のいいことに、ちょうど当日は市電の試運転が始まり、雪ミク電車のお披露目の日でもありました。
 
そのおかげで、寒い日にもかかわらず予想以上の数のお客様に来ていただけたのです。
 
この一か月間ですごい失敗もたくさんしましたし、頭で思っている通りにはいかないということもわかりました。そしてコンセプトカフェにとってその内容に合った場所やタイミングはすごく重要ということもわかりました。
 
経験は知識よりもずっと勝りますね。
イベントはまたやってみたいと思います。

建築リフォームの勉強

建築リフォームの勉強

札幌にきてすぐ職業訓練で建築リフォームの勉強をしたのですが、そのきっかけはこんな感じでした。
 
雇用保険受給のためにハローワークに行ったところ、職業訓練というものがあることを教えていただいたのですが「でも申し込み、明日までなんですよね~」と。
 
どうしようか。でも提案されたからにはとりあえず受け止めてみよう。
 
そのとき受けられる科の中で興味のあったものは建築リフォーム科でした。レンタルスペースやシェアアトリエを運営するのには、どこを借りるにしてもリフォームの知識は必要だと思ったのです。
 
その日家に帰って受付用の証明写真を用意し、受講したい理由というちょっとした小論文(?)を書き、そして受験日に重なってしまった旅行の飛行機と宿を取り直し、次の日またハローワークに行って受付書類を提出したのでした。
 
選考試験の日、会場には定員の2倍の人が受けに来てました。
試験は筆記試験と面接で、中学校程度の漢字の読み書き、計算問題、図形問題など。
説明会に参加できなかった私は、面接で質問にほとんど答えられず。「最後に何か言いたいことないですか?」との質問にだけ、「将来シェアアトリエをやりたくて、空き家を利用するときに使える技術だと思う」という内容を力説しました(笑)。
 
絶対落ちると思っていたけど、その後受講可の通知が。
そして半年間、給料と交通費をいただきながら毎日9時半から15時半、高校生のように通いつつ、建築リフォームの勉強させてもらったのです。
 
実習では実際に5坪程度の平屋建て住宅を新築、そしてリフォームしたあと解体。
住宅の構造や法規、耐震診断、設計、CADなどを勉強して、建築CAD2級も取りました。
 
こうした知識はきっと、シェアアトリエ物件を探したり維持したりするのに役立つだろうし、内装業者に頼むとしても知識があるだけで違うのかなと思います。ほんとにこういう制度はありがたい!
 
シェアアトリエを作る時も、学ばせていただいた知識を生かしていけたらと思います。

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